なぜ「協会」という組織を作ったのか。

近年、「協会」が急激に増え、

今ではどの分野でも「〜協会」があると言っても良いくらいですね。

「協会」ってなんだろう…改めて考えてみました。

「協会」を作ること自体、（登記するだけなので）とても簡単ですが、

大事なのは作ってからですよね。

「協会」の存在意義、役割、ビジョンが明確でないと、どこに向かって進めば良いのか分からないですし、人は集まってきてくれませんし、人がついてもきてくれません。

協会にはいくつかタイプがある気がします

①絶対的No1の方が理事長を務めるトップダウンの組織

②才能がある人・努力をした人に誰でもNo1になるチャンスがある組織

③会員同士が仲良く交流するためのコミュニティ

どちらにも良い点、悪い点はありますが、

よりアートの世界を広げ、より多くのスターが誕生するためには、

日本キャンドル協会は②であるべきなんです。

もちろん③も必要ですが。

さてさて、

今時代は、

SNSやブログで写真や動画が容易に拡散され、

スキル・才能を持った「人」

インフルエンサーと呼ばれる「人」に

「価値」が見い出される時代だと思います。

私は日々、

才能溢れるキャンドルアーティストや

キャンドルインストラクターの方たちが

SNSに投稿している写真を観ていて、

この人たちがどうすれば、

「もっと有名になれるか」

「もっと稼げるようになれるか」

「もっと楽しいと感じてもらえるのか」

を考えます。

それを一つ一つ形にしていくのが「協会」の仕事ですし、「協会」はそれを応援するための、箱（プラットフォーム）であり続ける必要があると思っています。

まだまだ、キャンドルを職業として選ぶのは勇気のいることです。

並大抵の努力では生活していくことはできません。

しかしそれを選択した人たちを、

（当協会に属するかどうかは関係なく）全力で応援していきたいですし、

当協会の会員のことは、その何百倍も応援していきます。

これが、私が「協会」を運営する上でブレてはいけない軸、だと思っています。

「協会」という組織について考える